les desseins de DIEUデザイナーが語る製作秘話 サテンコードダイヤモンドブレス

 

おかげさまで本日の楽天デイリーランキングにて ブレスレット系がランクインいたしました。ありがとうございます。

このダイヤモンドサテンコードブレスは 開発に時間が掛かりましたね。

「カジュアルにダイヤを着けて貰いたい」ここからスタートしたのです。

値段もカジュアルにしたい、でもダイヤはきちんと輝きを放つもの、地金は当然18金イエローゴールドを使う、極力シンプルに、でも優しさと可愛らしさを残す、着けたりはずしたりが楽にできるように、野に咲く草花を手首にさらっと巻いた雰囲気 ざっとこんなイメージからスタートしました。

「小さいけど綺麗なダイヤ」これは我euro flat社の「得意中の得意」分野なのでなんなく解決 値段もカジュアルに・・・ダイヤがメインの作品なのでダイヤは譲れないです^^

当然地金を沢山使うと値段は上がるので 地金パーツを減らさないといけませんよね 「紐をくるくるっと巻いて結んでもらう」というアイデアもありましたが 脱着に不便だし見た目の可憐さが失われるといううことでエンドパーツは引き輪と板ダルマにしました。

次に紐と引き輪 板ダルマを結合させるにはどうするか? アジア系の雑貨では潰し玉といわれる小さな金属のビーズのようなものを ギュッとかしめて固定するのですが 18金の潰し玉なんてどこにも売ってません、そこで潰し玉を18金で作って実際かしめてみました。

うーん見栄えが悪い

シンプルな造形のものはほんの些細なパーツによって見え方が大きく変わってしまいます。 そこで「結ぶ」という最もシンプルで且つプリミティブな方法を選びました。

しかしただ「結ぶ」だけでは芸がないですよねこれは。昔ボーイスカウトに入っていたのでロープ結びに関しては知識はあるのですが、昔やったのはテント張ったり、丸太を繋いだりとサイズ感がちと違い過ぎ。
漁師の結び方やラケットのガットの張り方、はたまた組み紐もなども調べてたどり着いたのが釣りの世界の結び方でした 釣り針とテグス結んだりする結び方ですね。

そしてダイヤモンドがきちんと上を向く結び方これも色々試しましたがダイヤを通して一つ結び目を作る これが一番シンプルでまとまりが良い方法でした。

さてダイヤの次にメインになるのは「紐」です。素材や色 太さでかなり印象がかわってきますよね。
「可愛らしさ 優しさ」を表現するには艶やかでしなやかな素材が必須。
それに「野に咲く草花をさらっと巻いた雰囲気」これがキモなんです。

発色の良さは欲しいけど、いつまでも色が褪せないのはこのナチュラル感に反しているのでダメ。

使っていくうちにデニムのように色が褪せていく、着けている時間を視覚的に表現できる素材が欲しかったのです。
「うつろい退色する紐に対して変わらない輝きを放つダイヤ」
「時とともに変化していくものと、変わらない強いもの」
このコントラスを表現したかったのです。

色々探して、実際にスタッフにつけてもらい理想の紐がやっと見つかりました。

少しずつ色が抜けていく・・・切花の花の色が少しずつ抜けいていく 凝り固まった心が少しずつほどけていく・・・時間の経過を叙情的に表現できる・・・・コレが欲しかったのです。

こんな風に色々考えながら試行錯誤して作り上げた作品が皆様のもとに届いて喜んで頂けるのは本当に嬉しいことです^^

お客様のレビューにカラーバリエーションがもっとあれば・・・とありましたので今新しいカラーを考えております。

あっ!、あまりにも色が抜けちゃった場合は新しい紐と交換もできますので、なにか「リセットしたいな~」なんて時はぜひ利用してください。

 

製作秘話 レデッサンドゥデュー

 

himobanngurukiri

 

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